〜人生を変えるかもしれない名作映画〜15 桐島、部活やめるってよ

私は結構映画は洋画の方が好きで、ドラマとかシリーズものは日本の作品が好きなんですよね。なので邦画はあまり見ないのですがこの映画はすごく面白いなと思いました。だって桐島君がいないから笑。(当時本も読んでいない状態でした。)

 

桐島、部活やめるってよ 2012  神木隆之介

 

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感想(1件)

最初見たときは主人公が誰かわかりませんでした。神木隆之介が桐島君なのかなと思ったくらいですから。

 

ストーリー ☆☆☆☆

演技 ☆☆☆

学生時代の再現度 ☆☆☆☆

 

今回のおすすめポイントは

  1. まるで小説の様な映画!桐島を見ている側に想像させる構成
  2. 本当に神木隆之介なのか??見事に陰キャラを醸し出す
  3. 学生のそれぞれの生き辛さを思い出させる作品

 

①まるで小説の様な映画!桐島を見ている側に想像させる構成

個人的な考えとして小説と映画の違いって視覚的に想像できるかできないかだと考えています。映画は役者さんがいて、ある程度の視覚的情報を与えてくれますが小説は文字だけの情報なので大部分を読み手側の想像力に頼ります。この作品には桐島が直接的には出てきませんでした。その受け手側の想像力に頼る部分が小説の様だ、と私が感じた理由です。だからこの作品を見た時は不思議な感覚になりました。そこがおすすめです。

 

②本当に神木隆之介なのか?見事に陰キャラを醸し出す

神木隆之介の顔個人的に好きなんですけど、あの顔で見事に陰キャラになりきってましたね笑。制服のダボさとか前髪のおろし方とかメガネで結構人の印象って変わるんだなぁと再確認させられます。やはり見た目を気にすることは大事ですね。ある程度整えるだけで印象ってガラッと変わると思っています。あとは自信なさげに動く感じ(時々ロボットみたいに固くなる感じ)も細かいところまですごいなと感じました。

 

③学生のそれぞれの生き辛さを思い出させる作品

結構学生時代のあるあるがリアルに描かれているなぁと感じました!クラスで一番イケイケなグループから見た地味なグループ、逆に地味なグループから見たイケイケなグループ、どこにも所属してないけれど好きな人がいる人、部活のエースの代わりでプレッシャーを背負う人、どの学校にもいそうな様々な人間関係や人の視点がしっかりと描かれているのがなんとなく懐かしさを感じさせますね。高校に行ってた人は似た様な立ち位置の人が一人は見つかるのではないでしょうか?

 

桐島ってどんな顔しているのでしょうかね?私は意外と窪田正孝みたいな優しそうな顔しているのではないかと考えています。

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