「プロ野球」5年前のドラフトと順位を振り返る〜セリーグ〜

2019年プロ野球セリーグ読売ジャイアンツの優勝という結果になりました。また今年もドラフト会議が無事に終わり、プロ野球ファンは何人のスターがこの中から生まれるのか楽しみにしていると思います。ところで巷では「ドラフトは5年後に成果が現れる!」とよく言われています(と思います。)なので今回は5年前、2014年のドラフトと今年の順位を照らして見たいと思っています!

 

載せるデータは2014年ドラフト順位と今年のみ(2019年シーズンの1軍成績)見て5年後(限定)に及ぼした影響を見ていきたいと思います!(参考WikipediaNPBのホームページ)

 

巨人 評価A(19年成績ベース)

1位 岡本和真 143試合.265、31HR、94打点、147安打3盗塁

2位 戸根千明 26登板22.2回、1.99、0勝1敗8ホールド

3位 高木勇人 西武へ移籍

4位 田中大輝 退団

育成

1位 篠原慎平 退団

2位 川相拓也 退団

3位 田中貴也 1試合

4位 高橋慎之助 退団

 なんといっても1位の岡本の活躍が光りますよね。戸根も怪我はしましたがそこそこの成績を残しています。この年は支配下でとった選手が少ないので活躍しのは2選手のみですが大成功と言えるドラフトだったのではないでしょうか。

横浜 評価S

1位 山崎康晃 61登板60回、1.95、3勝2敗30S4ホールド

2位 石田健大 40登板71.1回、2.14、4勝1敗10ホールド

3位 倉本寿彦 24試合.121、2打点、4安打

4位 福地元春 退団

5位 山下幸輝 1軍出場なし

6位 百瀬大騎 1試合

7位 飯塚悟史 5登板11.1回、11.12

育成

1位 亀井塔生 退団

文句なしで当たり年ですね。1位2位が当たるのはやはりデカイです。山崎は日本代表でもストッパーを務めた球界屈指の投手で19年も30S防御率1点台と素晴らしい活躍。

石田も防御率2点台前半とこちらの活躍度も高かった。このピッチャー2人のおかげで2位までジャンプアップしたとも言えますね。倉本は今年はあまり良くありませんでしたね。ユーチューブのほうが見る機会が多かったかな? 

阪神 評価B

1位 横山雄哉 育成契約へ

2位 石崎剛 ロッテへ移籍

3位 江越大賀 49試合.067、1安打

4位 守屋功輝 57登板54回、3.00、2勝2敗7ホールド

5位 植田海 81試合.242、1HR2打点8安打12盗塁

 阪神は守屋が60試合近い登板と中継ぎの一角として大活躍。ただ野手は江越植田とあまりパッとしない働き。ただ皆現役でいれていることを考えるとまずまずの成績か。

広島 評価C

1位 野間峻祥 123試合.248、2HR16打点78安打14盗塁

2位 薮田和樹 4登板12.2回、9.24、2敗

3位 塹江敦也 11登板20.2回 6.10 1敗

4位 藤井皓哉 4登板6.1回、14.21

5位 桑原樹 1軍出場なし

6位 飯田哲矢 1軍出場なし

7位 多田大輔 退団

育成

1位 松浦耕大 退団

2位 木村聡司 退団

 野間が123試合出場と頑張っていました。78安打放って14盗塁、守備も良いので期待値には達していないかもですがまずまずの活躍ではないでしょうか。今年は薮田の調子が悪く、他2投手も思った通りの活躍ができていないので迷いましたがCとしました。

中日 評価C

1位 野村亮介 退団

2位 浜田智博 育成契約へ

3位 友永翔太 10試合

4位 石川駿 8試合.125、3打点1安打

5位 加藤匠馬 92試合.226、13打点51安打

6位 井領雅貴 55試合.290、9打点29安打

7位 遠藤一星 108試合.270、2HR 11打点30安打4盗塁

8位 山本雅士 退団

9位 金子丈 退団

 1位の選手がもういないのは残念ですが、今年は広島に比べ野間クラスはいないけれど近い選手が加藤、井領、遠藤と頑張ったのが良かったですね。ただ数はいても一人もチームの核になれる選手はまだいないと思うのでこの評価にしました。

ヤクルト 評価D

1位 竹下真吾 退団

2位 風張蓮 14登板19回、7.11、1ホールド

3位 山川晃司 1軍出場なし

4位 寺田哲也 退団

5位 中元勇作 退団

6位 土肥寛昌 退団

7位 原泉 退団

 スカウトは仕事をしているのでしょうか?とファンが叫びたくなる成績。これでは厳しいですね。

となりました。ちなみに順位変動は

巨人 1位(14年)→1位(19年)

横浜 5位(14年)→2位(19年)

阪神 2位(14年)→3位(19年)

広島 3位(14年)→4位(19年)

中日 4位(14年)→5位(19年)

ヤクルト6位(14年)→6位(19年)

でした!

横浜の躍進が目立ちますね。あとは近年苦労していた巨人も良い成績です。(まあ巨人はドラフト以外の要素も強そうですが)一方広島、中日、ヤクルトは5年後Bクラスに沈む結果となりました。

やはりこの結果を見ると巷の言葉通りドラフトは5年後にすごく影響してきますね!

巨人、横浜は好成績でヤクルトは最下位に沈むという。ほぼドラフトの成績通りの順位、順位の変化が起きていますね!

 

今年のスカウトの働きぶりは5年後に表れると言えるでしょう!

中日とか優勝してそうだなぁ