〜人生を変えるかもしれない名作映画〜17 セッション
たま〜〜に音楽活動をやってみたいなって気持ちになりませんか?人生で一回くらいステージ上に立って音出してみたいなって。でも今のプロの人たちの努力量は想像もできませんよね。オーケストラの学校(音楽学校)とかでも相当厳しい指導下のもと音楽を続けている生徒の姿をテレビとかで断片的にみたりしますよね。今回はその音楽をテーマにしたちょっと過激な作品です。
セッション 2014 マイルズテラー、JKシモンズ
価格:1,697円 |
JKシモンズの迫力が半端ない作品です。あんなに唾飛ばして叫んでっていうのはまさに体育会の強豪校ですね。。
迫力 ☆☆☆☆☆
ミュージック ☆☆☆☆
ストーリー ☆☆
今回紹介したいポイントは
- ロッキー、サウスポー並のぶつかり合い!ニーマンVSフレッチャー
- 学内一位のバンドの音楽が凄い
- 復讐と上手くなること(個人的にはあまり好きではない)
①ロッキー、サウスポー並のぶつかり合い!ニーマンVSフレッチャー
最近のアクション映画とかだとやたらカーアクションとかで迫力を出そうとするのですけれどこの作品はそうではなく(若干カーシーンはあるけれど)人と人のぶつかり合いで凄い迫力を出しています。思わず自分が叫びそうなくらいです。ロッキー、サウスポーはボクサーの映画ですが、この作品も(殴りはしないけど)とても熱いぶつかり合いをします。ニーマン(マイルズテラー)が音楽バンドの生徒役でフレッチャー(JKシモンズ)が指揮者兼監督という役割です。
②学内一位のバンドの音楽が凄い
この学内一位バンドの音楽がなかなか耳から離れません。有名な曲を演奏しているのでどこかで(バラエティ番組などで)聞いたことがあるかもしれません。ただ迫力が違います。この作品を見たらテーテテ、テーテテ、テーーテテテみたいなリズムを口ずさむことになろうかと思われます。
③復讐と強くなること
この作品はもしかすると平和主義者の方は気分を悪くされるかもしれません。昭和を思わせるような軍隊のようなフレッチャーの振る舞い、今の時代だと確実にハラスメントだと言われる姿勢が前半ではこれでもかってくらい印象づけられ、後半になってくるとそれに対してニーマンはそいつに認めさせてやろうと努力をするのですが、強い気持ちを持ったあまり傲慢な態度(いわゆる自己中)をとってしまいます。それがきっかけでフレッチャーは学校を辞め、のちにニーマンに復讐しようとします。このストーリーが私はあまり好きではないです。特に最後の復讐の部分はフレッチャーは熱いやつじゃなくてただのわがままだなと感じてしまいました。
全体を通してとても迫力ある作品でした!
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〜人生を変えるかもしれない名作映画〜16 LION/ライオン 25年目のただいま
最近子供の虐待のニュースとかを見ることが増えた様な気がします。(今まで気付くことができてなかっただけかもしれません)確かに子供を育てるのは大変だと思うけれど、あまりにも自己中心的な考えの人が自分の子供に対して無償の愛情を注げないというのは悲しいいことだなと感じています。今回の作品は日本という世界的に治安の良い国で子供を育てられることは幸せな事なんだ、と考えさせられた作品です。
LION/ライオン 25年目のただいま 2017 デヴパテル ニコール・キッドマン
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今回の作品は実話に基づいた作品です。こんな世界の実情があったんだと驚かされました。
ストーリー ☆☆☆☆
考えさせられる度 ☆☆☆☆
感動 ☆☆☆☆
今回のおすすめおポイントは
- これ本当に実話なのか!?壮絶なストーリー
- 今の生活が大事なのか。幼いときに離れた肉親が大事なのか。
- ラストはまさに奇跡!
①これ本当に実話なのか!?壮絶なストーリー
まず最初にインドの貧困地域に住んでいる家族の話から始まります。その家族の次男サルーはある時兄について行って出稼ぎをしようとした際疲れて眠ってしまいます。起きた時には全く知らない都市についていました。汽車の中で眠ってしまっていたのです。まだ幼かったサルーは言葉も喋れず、さまよいます。ここまででも実際信じられない(作り話だろう)のにこれが実話に基づいているのですから驚きです。もし自分だったらと考えるとゾッとします。日本はそういう意味ではとても平和で幸せなはずでは、と感じます。
②今の生活が大事なのか。幼いとき離れた肉親が大事なのか。
サルーはその都市を彷徨っている時に、オーストラリアの方に引き取られることになります。サルーはまだ幼かったので人生の大半をこの親の元で過ごし、大学生にまでなります。そこでガールフレンドもできるのですがある時、インド料理をきっかけに自分の本当の親を思い出し、その肉親を探そうと決意します。ただそれは大変な作業で今の生活をある程度犠牲にしなければなりません。こういったときに外国の映画は大抵家族ファーストですよね。ただ今回はどちらの家族を選ぶのか。その行動の選択の根拠はなんなのか?その辺りがとても考えさせられます。
③ラストはまさに奇跡!
ラストシーンは奇跡以外の言葉がないですな笑何度も言いますが実話に基づいているんです。私も本当かな?と思っていたのですがエンディングで実際の映像や写真も流されてきて本当にあったんだとういことを理解できました笑
家族と会うだけでもこんなに大変なのにそれでも会いたいと思うのが家族の姿なのかなと考えさせられました。
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〜人生を変えるかもしれない名作映画〜15 桐島、部活やめるってよ
私は結構映画は洋画の方が好きで、ドラマとかシリーズものは日本の作品が好きなんですよね。なので邦画はあまり見ないのですがこの映画はすごく面白いなと思いました。だって桐島君がいないから笑。(当時本も読んでいない状態でした。)
桐島、部活やめるってよ 2012 神木隆之介
桐島、部活やめるってよ【Blu-ray】 [ 神木隆之介 ] 価格:4,273円 |
最初見たときは主人公が誰かわかりませんでした。神木隆之介が桐島君なのかなと思ったくらいですから。
ストーリー ☆☆☆☆
演技 ☆☆☆
学生時代の再現度 ☆☆☆☆
今回のおすすめポイントは
①まるで小説の様な映画!桐島を見ている側に想像させる構成
個人的な考えとして小説と映画の違いって視覚的に想像できるかできないかだと考えています。映画は役者さんがいて、ある程度の視覚的情報を与えてくれますが小説は文字だけの情報なので大部分を読み手側の想像力に頼ります。この作品には桐島が直接的には出てきませんでした。その受け手側の想像力に頼る部分が小説の様だ、と私が感じた理由です。だからこの作品を見た時は不思議な感覚になりました。そこがおすすめです。
②本当に神木隆之介なのか?見事に陰キャラを醸し出す
神木隆之介の顔個人的に好きなんですけど、あの顔で見事に陰キャラになりきってましたね笑。制服のダボさとか前髪のおろし方とかメガネで結構人の印象って変わるんだなぁと再確認させられます。やはり見た目を気にすることは大事ですね。ある程度整えるだけで印象ってガラッと変わると思っています。あとは自信なさげに動く感じ(時々ロボットみたいに固くなる感じ)も細かいところまですごいなと感じました。
③学生のそれぞれの生き辛さを思い出させる作品
結構学生時代のあるあるがリアルに描かれているなぁと感じました!クラスで一番イケイケなグループから見た地味なグループ、逆に地味なグループから見たイケイケなグループ、どこにも所属してないけれど好きな人がいる人、部活のエースの代わりでプレッシャーを背負う人、どの学校にもいそうな様々な人間関係や人の視点がしっかりと描かれているのがなんとなく懐かしさを感じさせますね。高校に行ってた人は似た様な立ち位置の人が一人は見つかるのではないでしょうか?
桐島ってどんな顔しているのでしょうかね?私は意外と窪田正孝みたいな優しそうな顔しているのではないかと考えています。
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